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No.86 激闘、ついに大野を下す  事務局子 2008/07/15(Tue) 23:39
 高田戦に続いてこんな試合を目の当たりに出来た後輩諸君は幸せものです。
 本日、県営球場において夏の甲子園岩手県大会三回戦が行われ、激闘のすえ、水高が大野高校を下し、ベスト16に進出しました。
 3回表、大野に2点先制されましたが、3回裏、連打で5点奪取。4回に1点返されましたが落ち着いたと思われたのもつかの間、6回表、ホームランも含む5点をとられ5-8に。
 しかしここで消沈しないのが水高魂、6回裏2点を返し7-8へ。
 7回表大野無得点のあとの7回裏、2点をとり逆転、9-8へ。
 8回表大野に1点を入れられ9-9の同点になります。
 9回は意外にあっさり無得点。途中で大野のピッチャーが交代します。
 松本大丈夫か・・と心配した10回表は大野0点。裏に水高のビッグチャンスがきました。
 ノーアウト満塁!ところがこんな時はうまくいかないもの。ツーアウトになり流れが変わりそうなところに出たサヨナラヒット!水高サヨナラ勝ちです。

 大野高校は水高と卓球の覇権を争っていることは知っていましたが、あとで調べてみるとなんのなんの。昨年はベスト4、一昨年もベスト8の強豪校ではないですか。

 このブロックは組合せが楽なんてうそもいいところ。二回戦高田、三回戦大野ってきついカードですね。
 そんな中でも勝ち抜く後輩たち。本日も球場の駆けつけ、写真を送ってくれたOBのY氏も校歌を聞いた時こみあげるものがあったそうです。

 終盤、「水高讃歌」がスタンドにこだましたそうですが、「水高讃歌」って、タイトロープな状況にふさわしいのでしょうか。

 ベスト8をかけた次戦は、地元前沢高校です。この試合はきっちりと勝って、18日の盛岡支部同窓会総会は、シュトルムウントドランクでいきましょう。

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No.85 都立高校説明会レポート  事務局子 2008/07/13(Sun) 08:08
 昨日(12日)進学塾が主催した都立高校の説明会(日比谷、西、戸山、青山の4校が出席)を覗いてきました。岩手の現状と比較してみるのも一興と思い簡単にレポートします。

 東京の高校の現状は、私学(国立含む)が絶対優位にあります。筑駒、学芸大の国立、開成、麻布等の中高一貫進学校、早稲田高等学院、慶応高校等の有力大学附属が上位に位置し、都立高校はFランク高校が大半にあります。
 元々都立高校は、日比谷、西、戸山など東大合格者三桁の高校を中心に、進学競争の中心にいました。それが、昭和40年代前半に導入された学校群制度で都立離れが起き、進学成績が落下の一途となりました。なかんずく東大合格全国ベスト10に入っていた○○高校は「荒れる高校」まで落ちぶれていました。

 21世紀に入り、進学重点校(7校:日比谷、西、戸山、青山、立川、国立、八王子東)の指定などで、都立の改革が始まり、その結果が見え始めたところでの今回の説明会でした。
 改革の主なポイントを列記すると、
・学区制度の廃止(全都1学区、どこから日比谷を受けてもいい)
・教員の公募(志願)制(優秀で問題意識のある教員の重点配備)
・中高一貫校の設置(かつての名門、九段、墨田川、富士などの転換)
・SSHなどの教育資源の重点投入
・環境の整備(冷暖房完備など)
・補習等の充実(準重点校あたりでの生徒への受験スパルタ) etc

その結果どうなったかというと、元々凋落の度合いが相対的に少なかった西高校の進学実績は・・
・1学年320名中160名(浪人含む)国立大学進学(50%)
・難関国立(東大、京大、一橋、東工大、国立医学部)合格80名(25%)
・早慶上智合格のべ330名(100%)
になり、公立高校では全国トップクラスの位置まで盛り返しています。
中高一貫の私立進学校に在籍すると、授業料だけで、年間100万くらい、また予備校、塾のダブルスクールは常識で、学費だけで年間最低150万はかかります。これだけを払える家庭は少ないわけで、進学体制を整えつつある都立高校は、父兄からはますます熱い視線を浴びることになりました。
 もっとも、これは一部の都立だけで、都内205校中、なんとか私学に対抗ないし抵抗できるのはぜいぜい15校程度にとどまり、残りは、教育放棄生徒の溜まり場になるというのが塾のシビアな見解でしたが。

 それはともかく、都立トップ校の姿勢は、生徒の質がいいからといってしまえばそれまでですが、思わず自分がやり直したくなるほど興味深いものでした。
 今回説明会に来られた4校はそれぞれ、違う印象がありました。西高はほぼ理想どおり、日比谷は進学実績向上にしゃかりき、戸山はかつての文武両道と進学実績の折り合いを模索、青山高校は4校の中では一段落ちるため、補習、予備校サテライトなんでもあり、といったところでしょうか。
 
 西高校は、優秀な先生と文武両道の生徒が、月〜金曜日はきっちりと勉強。放課後は部活(ほぼ100%在籍)土曜日は「土曜講座」が開催されますが、補習授業はやりません。大学の教養クラスのレベルの講座が160もあるみたいです。「浮世絵がもたらした印象派への影響」とか「ナノテクの将来」なんて部外者も出てみたいですね。
 また都立が凋落する前の世代が、55歳以上になっているため、OBで斯界の権威になっている方が多数おり、講師を依頼しているようです。「ようこそ先輩」の自己プロデュースですね。
 それとびっくりしたことには、都立は進学重点校に注目が集まりますが、15校程度が「部活重点校」に指定されており、西高はそれにも指定されているようです。文科系部活はノープロブレムで、体育会系部活は都内ベスト16を目標にして、かなりの達成度だそうです。

 「高校は有名、有力大学に進学することをトレーニングするのではなく、そのあと、日本、世界でどう有為な人材になるかのインキュベーターなのだ」

 うーん、一度言ってみたい科白です。これでは大学進学燃え尽きシンドロームなんか別の世界ですね。

 西高校は比べられることは迷惑かもしれませんが、水高の立ち位置もそこにあります。15〜18歳の人生で、最も多感で体力の好奇心もあるひと時、大学進学だけが目標なんて勿体ない。コンプレックスの裏返しの意味もありますが、田舎から東京に出て、開成、灘や慶応塾高の連中と渡り合うには、水高で過ごしたあの濃密な3年間があればこそと断言しましょう。
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No.84 夏だ、同窓会が、盆帰りだ!  事務局子 2008/07/05(Sat) 08:22
 東京はまだ梅雨のさなかですが、年中行事は夏の到来を告げています。

 昨日から日本三大七夕の平塚七夕祭りが始まりました。ちなみに、「三大」とは仙台と阿佐ヶ谷のことを指しているそうです。脱線しますが、「三大○○」は二つに関しては誰もが納得するもので、あとひとつが我田引水ですね。ですから三番目は異論があるようです。「三大大仏」は奈良大仏、鎌倉大仏までは全員納得ですが、三番目は、越前大仏、牛久大仏(映画下妻物語の舞台)、東海大仏、東京大仏(板橋区赤塚にあります)、鎌ヶ谷大仏(京成鎌ヶ谷大仏駅前の2メートルの大仏)などなどがあります。

 6,7日は入谷の鬼子母神の朝顔市、9.10日は浅草のほおずき市です。東京の人間は一鉢に夏を託すものなのです。13日からはお盆です。地方出身者の集まりの東京のお盆はあまり盛り上がりませんが、盆飾り、お墓参りなど一通りの行事はこなします。

 お盆といえば、同窓会?水高同窓会本部から、本年の同窓会総会開催通知がサイトにアップされました。8月9日、お盆の週の初日土曜日ですね。通知ではメール、FAX,電話等で参加申込を募っていますが、事前申込が必須要件というわけではないようです。帰省される方、地元の方々、皆さんご出席されたらいかがでしょうか。開催時間など二次会を前提に組まれているようなものですから、同期ご友人お誘い合わせてご出席ください。

 また、同窓会はこれだけに限りません。同期会、部活のOB会、地域の親睦会などいろいろな会合が開かれますが、この同窓会サイトの掲示板を是非ご利用ください。卒業して県外に出てしまうと、転勤を重ねるうちに、いつしか「生きブッコ(通知が宛先不明のため住所が空欄になってしますこと)」になってしまうケースが多いようです。50歳代くらいまでは、ネット利用が常識になっていますので、このサイトに掲示することで、何十年ぶりの再会ということもあり得ます。
 情報の十字路の機能を果たすことが、このサイトの何よりの存在証明ですから。
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No.83 夏の甲子園岩手大会組合せ決定:水高は?  事務局子 2008/06/28(Sat) 10:49
  27日、夏の甲子園岩手県大会の組合せが決定しました。詳しくは岩手日報社、岩手日日新聞社のホームページに記載されていますのでご確認ください。

 水高の初戦は釜石工業です。春の地区大会で破れた(後述)ため、ノーシードということになります。昨年は盛岡在住のOBから速報フォトレポートが寄せられましたのでOBの方も臨場感を味わえたのではないかと思います。

 情報の少ない首都圏在住のOBの方に簡単に解説すると、今年はお盆の帰省の方向が北東ではなく、西になる可能性が少なからずあります。財布から福澤先生が家出する快感を味わうことが出来るかもしれません。

 今回のチームは実は粒揃いの精鋭です。監督も水高OBで大学野球、社会人クラブ野球を経験しているキャリア十分の指導者です。このチームは昨年秋の県大会では、東北大会準決勝で東北に惜敗した盛岡附をあと一歩まで追い詰めています。春は県大会に出場しないで英気を養っています。数年前春の県大会で優勝したことがありましたが、甲子園出場にプライオリティをおいた場合得策とはいえません。浩然の気を養う余裕が大切なのです。
 そして今回のセミファイナルの関門、高田は実は春の大会では私学6強(盛岡附、盛岡中央、江南義塾、花巻東、専大北上、一関学院)とは対戦しないでベスト4になっているためシードされているわけです。いつも好チームに仕立上げる沿岸の雄ですから侮ってはいけませんが。
 それとなんといっても、2年前中学日本一の選手がそのまま持ち上がった福岡とは決勝まで当たりません。水高は福岡に対しては蛇ににらまれた蛙状態で、分が悪い。福岡にとって水高は栄養ドリンクなのですね。ところがその福岡の神通力も私学には通じません。
 おそらくセミファイナルでは花巻東(エースは東水沢出身の菊池君)との対戦の可能性が大です。花巻東は春の東北大会で仙台育英を撃破しており、菊池君は来年の有望なドラフト候補です。これはこれで水沢からプロ野球選手誕生を期待したいですね。決勝でDブロック(死のグループ)の勝者と対戦することになると思います。Dの勝者には山王工業を死闘の末退けた湘北高校の次の試合のモチベーションを期待しましょう。
 全国的には私学絶対優位の状況は崩れてきているのですが、30年遅れている岩手は今が私学全盛時代です。田舎の岩手でも私学が県立落ちの収容所だったのは昔の話。野球やサッカーが強いと、学力も上昇するんですね。だからスポーツを強化する、正のスパイラル現象が起きているわけで、これからは水高蹴りの○○の特進クラスなんてことが現実になるのではないでしょうか。あるいは水中、南中、東中回避の一関一高特設中学校は、今そこにある水高の危機ですね。

脱線してしましました。ここを勝ち抜くには、技量は必要条件ですが、一番重要なのはクレバーな頭をフル回転させることです。その意味では今回は絶好の立ち位置にいるのではないでしょうか。
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No.82 吉田戦車新刊:水高OB必読です  事務局子 2008/06/21(Sat) 08:49
 岩手・宮城内陸地震から1週間、まだ余震が続いているようですが、地元の方々には謹んでお見舞い申し上げます。何度かご案内いたしておりますが、このホームページは水沢高校、同窓会本部の了解のもと関東地区同窓会事務局が運営しておりますのでどうしても東京目線になってしまいますことはご理解ください。とにかく今回の大地震は、第一報が「奥州市、震度6強」ですからあせりました。そのあと連絡がつかないことも含めて。

 ところで今週、当サイトに「同窓会報」がアップされました。左上の表示をクリックすると読むことが出来ます。案内にしたがって拡大の作業をすると鮮明な画面が出ます。そこに連絡票フォームが掲示されています。ご住所が変わった際には、ご記入のうえ、本部にファックスしてください。住所が登録されている同窓生には、年一回郵送されます。個人情報保護法の施行もありましたので、今後同窓会名簿が発刊されることはありません。同窓会関係の連絡以外使用されることはありませんので、同窓会報が届いたことのない方もこの際是非ご登録をお願いします。

 ところで水高OBの漫画家、吉田戦車氏のエッセー「なめこインサマー」(講談社文庫6月刊:500円)が文庫化されました。単行本は太田出版から刊行されましたので目につきにくかったですが、今回の文庫化でぐんと読みやすくなりました。
 著者の三十歳前後のエッセーで、注目は『県立水沢高等学校の思い出』です。昭和56年卒の氏が生徒会誌『みずこう』(1992年版)に寄稿されたエッセーが収録されています。応援歌練習、アサリ商店とシジミ商店など水高OBにのみわかる話があったりして興味津々です。まあ生徒会誌への寄稿文だから当たり前か。それ以外にも岩手、水沢にまつわる話が搭載されています。
 氏の漫画には縁のない年配の方も、あらためて氏の文才には驚かれると思います。ご一読をお薦めします。。

 吉田戦車氏ほどの著名人であれば、情報が勝手に入ってきますが、OBの方のご活躍に関してはほとんど把握されていないのが現状です。ご自身でもご紹介でも、是非情報をお寄せください。
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No.81 同窓生:毎日新聞掲載  事務局子 2008/06/19(Thu) 00:47
刊行:松本猛さんと菊池恩恵さん共著『失われた弥勒の手』 対話でふくらんだ物語
 ◇安曇族通し古代史を読み替え
 松本猛さん=と菊池恩恵さん=の共著『失われた弥勒(みろく)の手』(講談社)が刊行された。信州に残された弥勒菩薩像をきっかけに、古代史を大胆に読み替える長編小説。2人の著者がディスカッションを重ねながら物語を紡いでいった執筆方法もユニークだ。

 松本さんは1951年生まれ。安曇野ちひろ美術館(長野県松川村)と長野県信濃美術館(長野市)の館長を務め、絵本論や美術に関する著作でも知られる。菊池さんは53年生まれ。会社経営の傍ら、作家として短編集や長編を発表してきた。

 観松院(松川村)所蔵の金銅像が古代の東アジアで海人として大きな役割を果たしたとも考えられる安曇族とかかわりがあるのでは、と考えた松本さんは、小説の形で興亡史に触れることを構想した。「一人だと途中でギブアップしないかと心配して」という松本さんが30年来の友人である菊池さんに共作を持ちかけ、4年がかりの共同作業が続いた。

 取材は古代安曇族の足跡と金銅仏のルーツを追って、信州から北部九州、対馬、韓国へと広がった。一緒に旅を続ける間も、人物設定からプロットまで、徹底的に議論を繰り返し、徐々に物語の形ができていった。

 主人公は旅行ライター。長野県で転落死した父親の跡を調べるうちに、古代安曇族のありようが浮き彫りになってくる。彼とともに調査をする親友の大学講師。2人に協力する2人の韓国人女性。亡父の恋人。登場人物たちの丹念な取材と軽妙な会話につられて、読者も一緒に古代史をめぐる旅が楽しめる。

 「資料が少な過ぎるので、論文よりも、推測を交えて書ける小説に向いていると思いました。日本書紀や古事記など、表の正史にはない、消された歴史に光をあてたかった。どちらかというと、菊池はシリアスな社会派で、僕はストーリーテラー。力を合わせれば、いいものができると思った」と松本さん。

 菊池さんも「ロマン派の松本とリアリズムの僕とでうまくいきました。登場人物の心の動きや歴史の解釈も、一人で書いていたら気づかないようなことに目が届き、語り合う過程で突っ込んで考えることができました。お互いに譲り合えないシーンの描写はバーターで解決したり。議論することで刺激し合い、物語をふくらますことができたと思います」と話す。

 6世紀。大和の王権と九州にあった王権が拮抗(きっこう)していたという想定で、埋もれていた古代史がダイナミックに浮かび上がってくる。朝鮮半島との豊かな交流、両王権の複雑な対立。著者たちが議論したように、登場人物たちも対話を繰り返し、意外な古代の光景が示される。簡潔な文章と明快な構成で、とても読みやすいのも、この長編の魅力だ。【重里徹也】

毎日新聞 2008年6月17日 東京夕刊

 昭和47年卒の菊池恩恵さんが17日付けの毎日新聞夕刊で紹介されています。
 先頃紹介した「失われた弥勒の手」(講談社刊)についての取材です。今回は共著ですが、菊池氏によるとふるさと岩手を題材にした次回作について構想を練っているそうです。期待しましょう。

 同窓生はOBが知らないところで、いろいろな著作が世に出ているようです。自薦他薦構いませんので是非掲示板でご紹介ください。

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No.80 水沢弾丸帰省  事務局子 2008/06/17(Tue) 18:23
 ふるさとに急用が出来し、昨日本日と正味24時間の弾丸帰省を行い先ほど東京に戻りました。

 テレビ、新聞であれだけ騒がれている我がふるさとはおだやかに迎えてくれました。タクシーの運転士さんに聞いてものどかなもの、市内は倒壊家屋も地割れもないとのこと。

 実家は、昭和40年代建てられた老朽家屋でしたがなんともありませんでした。2階の事務局子の部屋は、スティール製の180センチの本棚のほかに、タンスの上にさらに100センチほどの本棚を置いていたのですが、本は飛び出しもしないし、ずれてもいませんでした。
 友人の実家で窓ガラスが2.3枚割れましたが、まあそんなところで、国土交通大臣が激じん災害指定の見送りを示唆したのもある意味うなずけるものでした。

 栗原や一関西部の悲惨な状況は十分認識していますが、今回、水沢周辺が平穏なのは、家屋が倒壊しなかったことに加えて、ライフラインに打撃をうけていないことが大きいのではないかと思います。ごく一部地域が停電しましたが、地震直後でも停電、断水しませんでした。
 現在はどこの家庭も水洗トイレになっていますので、断水したらえらいことになります。想像するだけで具合が悪くなります。
 また、大型冷蔵庫が電気が止まってしまったら、食べ物はあっという間に腐ってしまいます。

 毎回警鐘が鳴らされていますが、首都圏で今回のような地震が起きたらと想像すると肌があわ立つ思いをしました。

 ただ、昨晩も大きな余震(震度3と4)がありました。こんなものは慣れればどうということもないという考えもありますが、やはり精神的影響が心配です。
 今回帰省した理由は老母が具合悪くなり入院したためでした。病名もはっきりしているのですが、土曜日の地震が全然関係ないかといえばそうとも思えません。
 首都圏在住のOBの方は、ふるさとの老親はきちんとケアすることをお勧めします。

 # 昭和43年の十勝沖地震(震度4)の時、水高で授業を受けていたOBの方は、感覚的には同じくらいの揺れだったと述べていました。
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No.79 被害状況(奥州市WEBから)  事務局子 2008/06/15(Sun) 21:41
 奥州市WEBに被害状況がアップされています。そのまま転載します。


 ◆被害の状況など(15日 20:00現在)

・県道衣川水沢線の一部で通行止め
・市道天沢丑転線で一部に亀裂
・南股川でがけ崩れ
・大原地区3戸孤立も復旧
・玉里保育所で園児6名、保育士1名が負傷。病院に搬送される
・落石により胆沢ダムで油流出
・胆沢区700戸で停電(復旧が進み現在28戸で停電)
・運転を見合わせていた東北本線が復旧。新幹線は15日の始発から運転再開
・胆沢ダムで作業をしていた千葉正彦さんが落石により死亡
・国道397号馬込通行止め
・焼石岳に入山した登山客が下山できず(その後、自力で下山)
・舞鶴の湯のボイラー緊急停止も復旧。引き続き営業
・国見平温泉14日臨時休館
・黒滝温泉14日から16日まで臨時休館
・ひめかゆ温泉も14日臨時休業(予約客にも断りの電話)
・都市ガスの異常報告はなし
・岩手県が自衛隊に出動要請。前沢いきいきスポーツランドに自衛隊ヘリが到着し、活動
・水道で一部水源地ににごりがあり、回復を待っている
・悠悠館のプールから水があふれ、トレーニングルームなどが水浸し
・地震により水沢区で200戸、衣川区で300戸が断水。復旧作業により水沢区は復旧。衣川区は南股地区が14日中に復旧予定。北股地区は給水車と緊急連絡管で対応。前沢区で濁り水、給水車が出動
・国道397号胆沢区若柳字石淵で法面が崩れ全面通行止め。迂回路なし
・主要地方道37号花巻衣川線 衣川区大平で法面が崩れ全面通行止め。迂回路なし
・一般県道236号衣川水沢線 胆沢区大袋で路面陥没のため全面通行止め。迂回路なし
・Ew能山(たかひのうざん)付近で、ブナの木観察に来た観光客を乗せたバスが道路から転落。乗客20名のうち10名は無事。8名はヘリで搬送される。怪我をした10名のうち6名が自力歩行不可。無事だった人のうち南公民館に避難していた8名は、午後3時過ぎに帰宅
・焼石岳中沼登山口で32名が取り残されるも救出される
・胆沢区若柳字横沢原の民家1棟半壊。
・水沢南公民館と水沢保健センターに自主避難していた市民は帰宅
・石淵ダムで午後2時40分に放水。ピークは4時半から5時
・安全確認のため旧東水沢中学校体育館を16日午後1時まで使用中止
・安全確認のため江刺体育文化会館(ささらホール)を2日間使用中止
・胆沢愛宕小学校は水漏れ、ガラス破損のため16日を臨時休校
・衣川給食センターの電気配線断裂のため、16日の衣川小学校、衣里小学校、衣川中学校の給食を停止。午前授業に。衣川小学校交流集会を16日午前10時〜11時半に衣川小学校、北股地区センター、南股地区センターで開催
・国道397号線の崖崩れにより車30〜40台が取り残される
・あゆみ園は断水のため16日休園
・愛宕キッズクラブは当面の間、休館。衣川児童クラブは16日を休館とし、17日以降は開館

【人的被害】
 死亡     1名
 けが人 重症 7名
     軽症 27名

【建物被害】
 半壊   1棟(胆沢区横沢原)


No.78 夜になりました  事務局子 2008/06/14(Sat) 22:54
 8時43分の本震のあと大小の余震が続いているようです。夜になると不安の度合いが増しますが、地元の方々にはこころからお見舞い申し上げます。

 最初「奥州市、震度6強」と聞いた時には、パニックになりましたが、落ち着いてから情報を収集すると、6強は衣川区だったようです。結果ニュースで報じられているように、栗駒山をはさんだ岩手(一関西部)宮城(栗駒市)に人的、物的被害が集中しているようです。

 水沢はというと、震度5弱〜5強といったところみたいです。水沢というか胆沢扇状地は地盤が強いですね。弱い地盤であれば6を越えていたでしょうし、被害はこんなものでなかったでしょう。

 また、安否に関してですが、このような場合電話は不通になりますが、今回もそうでした。ところがメールはよく通じたようです。またインターネットは問題なし。奥州市の掲示板は、刻々投稿がなされていました。

 もっとも、関東地区OBの場合は、老親が地元に残っているケースが多く、年寄りが持っているのはよくてケイタイ電話で、メールを駆使する80歳なんてほとんどいません。勿論インターネットも。その意味では今回は肝を冷やしました。
 栗駒山周辺くらいの揺れがあったら、昭和30〜40年代建てられた老朽住宅はかなり倒壊して、犠牲者も沢山出たと考えられます。
 その意味ではわずか10〜20キロ、震源を外れたことは僥倖としなければいけないかもしれませんね。

 今回、首都圏在住者が愁眉を開いたのが約1時間後、このサイトはOBの方にはかなり認知されています。今回のような天災が起きた場合は、余裕のある方は、是非情報をアップしていただければ、このサイトのレーゾンデートルもあるというわけですので、よろしくお願いします。

No.77 大地震発生  事務局子 2008/06/14(Sat) 09:37
 震度6強の大地震が発生しました。
 事務局子の老母も連絡がとれないで心配です。
 友人のなかでは、連絡できた人もいて、水沢区内の状況に限っては、意外と平静なようです。

 パニック状態で無理とは思いますが、地元の方は、掲示板を連絡板にお使いください。

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