水高 020920
水高同窓会Hp事務局日記
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2007/11−2014/10 の書庫です。投稿はできません。

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No.146 山ごもりの勉強合宿というイベントが昔あった  事務局子 2009/06/20(Sat) 14:02
  奥州市東京事務所様、掲示板によるご案内ありがとうございます。奥州市の首都圏の橋頭堡として存分に機能することと念じます。
 実際、地域(水沢区、江刺区など)、学校の同郷会はあまたあるようで、事務所にリストなどあれば便利ですね。7月2日18:30に東京事務所で、関東地区同窓会の運営委員会が開かれますので、ご興味にあるOBの方(50歳以下の若手?大歓迎)は是非いらしてください。

 ところで、歌版で夏休みの勉強合宿のことが語られていました。事務局子が在学していた昭和40年代後半にはまだ存続していました。今はどうなのでしょうか。
 水高生は体育系文化系部活に専心している生徒が多く、高体連が終わるまでは受験専念というわけにはいかないのが標準的なレベルでした。今頃の外部模試の結果に愕然として、受験勉強にプライオリティを移すのですが、その分岐点になったのがお寺の勉強合宿だったと記憶しています。
 一週間ほど、江刺や前沢のお寺の本堂に泊り込んで勉強するのです。数学や英語の先生も泊り込み朝から晩まで勉強漬けになるのです。北上山地の山ふところの冷涼な空気の中、しかも宿泊は、お寺の本堂で涼しい。おいでおいでするテレビも本棚の本もない!勉強目的なのだから、修学旅行の枕投げみたいなこともないだろう。合宿の抽選(成績による選考だったかもしれない)に外れた事務局子は、トタン屋根の自宅のサウナ室であせっていました。
 合宿から戻った応援団の仲間が持ち帰った教材を見ると、ガリ版の手作りで、市販の問題集なんかより数段効き目がありそうです。錯覚なんでしょうが、そいつが妙に賢く見えてさらにあせることになりました。
 勉強合宿は参加した人もしなかった人にとっても受験モード切り替えの象徴的イベントになりました。
 
 歌版投稿者の季節はずれ様がおっしゃるように、勉強は苦手、弱いところの攻略を優先すべしということは正解だと思います。学校の勉強も予習復習がベストですが、どちらかだけなら復習です。受験の問題なんて、正解率1%なんて問題はまずないわけで、普通の頭があれば、どんな難関大学の問題だって解けないことはありません。
 つまりは、普通の生徒に課されている問題がわからないことに対して、いずくなって解消を図るのがいい受験生、問題先送りで逃げまくり言い訳しまくりなのがだめな受験生ということでしょう。
 得手不得手がくっきりと分かれるのは数学ですが、数学を究めようとする方は別として、和田秀樹氏は究極の暗記科目だと喝破しています。受験に必要な項目パターンは80種類とも150種類とも言われていますが、四の五の言わず、体系的に暗記してしまうことです。受験生に哲学を求めているわけではありませんから。
 同様に国語については、出題者に歯の浮くようなお世辞を言いまくりましょう。もみ手をしながら、おっしゃることはごもっともですとお追従を書くのです。これが韓信のまたくぐりです。
 高校時代部活が忙しいので、勉強に効率をもたらせようとZ会の国語の通信添削を申し込んだことがありました。返ってきた添削内容に納得がいかないので、その旨書いて送り返しましたら、別便で反論が返ってきて、腹を立てて、止めたことがありましたが、受験は決闘ではありませんので、ゴマすり、ゴマすりです。

 後年になり、勉強合宿に参加した友人から聞いたところによると、彼は、参加した○子さんが好きになり、近くで眠っていることを思うと一睡もできなかったそうで、日中はちら見で勉強どころではなかったそうで、翌年は予備校生ブルースを歌ってましたとのことでした。


No.145 奥州市東京事務所をご存知ですか  事務局子 2009/06/06(Sat) 18:48
 4月1日にオープンした市東京事務所は、情報収集や観光・物産の宣伝といった一般的な市町村の東京事務所機能のほかに、3つの役割を担っています。
 それは、人・もの・文化・情報を戦略的に売り込む「シティプロモーション機能」、人が気軽に集う「サロン的機能」、市や経済・地域団体が首都圏で活動する際の「ベースキャンプ機能」です。
 事務室のほかに、応接スペースや会議室なども備えています。さまざまな催しなどに活用することができますので、ぜひご利用ください。

◎市東京事務所
◇住所   〒102-0093東京都千代田区平河町二丁目4番1号 日本都市センター会館9階
◇開所日時 平日の午前9時〜午後6時
◇電話番号 03-5226-5686
◇ファクス 03-5226-5687
以上、奥州市ホームページから
 
4月、平河町にある日本都市センタービルに奥州市の東京事務所が開設されました。近日中に、関東地区同窓会の運営委員会で出かけてきますが、市としては、来所歓迎のようです。所長、副所長も水高OB,公共の目的であれば施設も利用できそうです。水高は県立だからダメということもないでしょうから、学年、部活などの会合にご利用されてみたらいかがでしょうか。


No.144 マスクと世間  事務局子 2009/05/23(Sat) 08:53
 高校野球春期大会が始まりました。水高は早々に転進をはかり、夏への準備に移行しました。部活である公立高校が甲子園を目指すにはこのくらいの深謀遠慮も必要でしょう。

 ところで、掲示板に記載しましたが、25日、神田神保町の三省堂で、「俳句」に関する講演会が開催されます。関東地区のOBの皆さん、是非出向いてみてください。
 水高の短歌・俳句は鎌倉先生をはじめとした先生方のご指導と生徒の感性がうまく昇華された形で、いまや校技といえる存在にもなっています。その30年以上も前のOBが、「ハイクガイ」を出版するのもまたなにやら縁を感じますね。

 新型インフルエンザはそろりと関東地方にまで侵入してきました。さてどうなるでしょうか。大阪・神戸の大量発生には、バレーボール大会がかなり関与していました。東京ではKAT−TUNの8日連続東京ドーム公演が行われたのですが、観客に保菌者がいたら・・・来週あたりは女子中・高生ばかりに蔓延して、原因がさぐられていたりして。

 今回の騒動について、本日の朝日新聞に東大の神里准教授により「マスク着用と世間の目」と題した論考が掲載されていました。内容を簡単に紹介すると・・・
 
 インフルの大阪。神戸の街はマスク姿ばかり、企業なども業務命令でマスク着用を義務づけています。ところがアメリカやカナダではマスクは皆無、習慣と片付けることもできるが・・・マスクはみんな何のためにしているのか?
 インフルから身を守るためか・・・否世間から身を守るためだ。

 マスクをしなかったことによる世間からの指弾を恐れての行為だと。100%そうでないとしても、ほぼ納得ですね。ある会社は、家族がインフルを出した高校に通う社員を出勤停止にしました。また、最初の国内発症を出した高校へは、「匿名の」抗議の電話が複数来たそうで。

 よく不祥事や事件が発生すると、謝罪会見が開かれ「世間の皆様」にお騒がせしたことをお詫びします。芸能人が、浮気などのスキャンダルを起こすと同様に世間に詫びるわけですが、どうしてどうして、テレビは喜ぶ、週刊誌も売れる、主婦も格好の暇つぶしになる。逆に世間は活性化されるわけで、困ることなんてほとんどない。
 それでも、「オレのおかげで楽しめただろう」なんて本音を吐くと、得体の知れない世間に葬り去られてしまう。

 神里先生も触れていますが、阿部謹也先生という亡くなった元一橋大学学長の講談社新書の「世間とはなにか」は、日本人の感性をしるうえでも、わかりやすくて面白い本です。


No.143 ふるさと情報をお寄せください  事務局子 2009/05/06(Wed) 10:16
  水高校OB様、事務局子の「自慢話」に「ずーと」お付き合いくださいましてありがとうございます。掲示板振興のために、今後も建設的なコメントのアップをお願いします。

 ところで今回のゴールデンウイークは、暦でも5連休、1000円高速効果で、帰省する方々も沢山いらしたようで、車で出かけられた方は本当にお疲れ様でした。

 この時期は、水沢・江刺・旧胆沢郡の人たちにとっては特別な季節で、歳祝いの行事が合わせてとりおこなわれます。水沢でいえば、日高火防祭への厄年連の参加は人生の一大行事です。首都圏在住のOBの一般的スタンスは、25歳厄年の参加は断念、42歳厄年行事にはなにがなんでも参加というところでしょうか。厄年の世話役は、地元の同級生の中から数年前に決まり、あれこれと下準備します。そして、前年の祭りが終了後、一気に顕在化、あと1年が大忙しになります。厄年の出し物として毎回趣向をこらした踊りが採用されるのですが、事務局子の42歳の時は、沖縄のカチャーシーをアレンジした創作舞踊でした。
 首都圏在住者も、東京で5回集合練習を重ねて本番に臨んだものでした。厄年連に参加するまでは、中年のおやじとおばさんが恥ずかしげもなく踊っていてみっともないと思っていましたが、参加後は見方が一気に変わりましたね。水沢人にとっては、火防祭と厄年連は、人生における最も重要な通過儀礼という認識になりました。

 岸和田の「だんじり」は有名ですが、心意気は、むしろ町の規模に反比例します。3.4日の江刺甚句祭りは、必ず休日に開催されることもあり、余程の事情がなければ不参加はあり得ないと岩谷堂小学校OBは息まいていました。前沢、金ヶ崎、さらには胆沢区各地区になると、純度はさらに高まるのではないかと推察されます。

 とはいっても、そもそも帰省先がもうないという首都圏在住者も多く、特に42歳厄年を過ぎると、ふるさとの情報が楽しみになります。

 匿名、ハンドルネームで結構ですので、そんな情報をここの掲示板に寄せていただけたら、またこのホームページの意義も増します。
 最近の写真はPC利用の方は、ほとんど、ファイルに落とし込んでいるはずです。それをちょっといじるだけで、掲示板にアップできます。特に、水沢以外の情報掲示が皆無ですので、有志の方の投稿をお待ちしています。


 #:写真は,ゴールデンウイーク中、水沢でロケが行われた映画「しあわせカモン」の主演女優の鈴木砂羽さんと、原作者の水沢出身のミュージシャンの松本哲也さん、それと刑事役で出演をしたOBのY氏です。



No.142 とおるちゃんからPCの話  事務局子 2009/05/02(Sat) 09:35
  黄金週間が始まりましたね。例年であれば、テレビニュースのワンパターンで、海外旅行成田取材ネタが埋め草で放送されたものですが、今年は同じ成田でもマスク族の取材ですからまさの三日見ぬ間のなんとやらですね。

 ところで、最近掲示板が賑わっており、事務局としては喜んでいる次第です。同窓会の運営についての貴重なご意見もありがたいですが、なんといっても主役は酒井とおるさんです。酒井くにお・とおるは実は関西漫才界の西の横綱なんですね。皆さんご存知でしたか?東はいわずと知れた吉本興業勢で、西は松竹芸能勢です。松竹芸能は吉本に比較すると旗色は悪いですが、笑福亭鶴瓶、オセロ、ますおおかだ、TKO,安田大サーカスなど多士済々の中で、吉本でいえば中田カウス、いや西川きよしにあたるのが、我らの大先輩ですから痛快です。関西芸能界の大物には意外に大阪出身者は少なく、きよし(高知)、さんま(奈良)、紳助(京都)みやこ蝶々(東京)だったりしているところで両師匠の岩手・水沢はワープしてますね。くにお師匠の「とおるちゃ〜ん」というおかま言葉は、岩手なまりを隠す苦肉の手段だという都市伝説もあります。
 掲示板に登場したとおる師匠の同級生のT氏も兵庫の私学で副校長として日夜教育と学校運営で骨身を削られています。母校にも、色々アドバイスをいただけたらうれしいですね。

 ところで先日、関東地区の同窓会の役員会が開かれましたが、総会等の打ち合わせが終わり、四方山の話に移行してここからが大変興味深い話が聞けました。なにしろSHHを先取りした理系主体のメンバーですから、論理的です。
 一例だけあげますと、記念事業の建造物の話で、簡単にいうと一度建てたら金がかかるという話です。

 建物を建設する計画があるとして、業者に見積もりを依頼しているでしょうから、まさか、基礎工事のコストが入っていないなんてことはないでしょう。問題は建ててからのコストです。一般の家屋ではないので、電気代、水道代といった経費がびっくりするほど毎月かかる。運動場ですから傷みも激しいので、修繕維持費もかなりかかる。建物の用途や規模によって異なるので一概にいえませんが、なんだかんだで、10年くらいで、建築費に匹敵する費用が発生するのではないか。また気の早い話ですが、老朽化や方針変更で取り毀す局面が遅かれ早かれくるわけです。水高の友人が、実家の戸建を解体撤去するのに300万かかったとぼやいていました。
 これは無意味な公共事業に例えるともっとわかりやすい。北上山地の山の中の片道二車線をとれそうな立派な道路が批判されていますが、この無用の長物も定期的にメンテしないとすぐ「けもの道」になってしまいます。町中の道路を始終掘っくりかえすのは、意外と無駄遣い防止に貢献しているのかもしれません。

 記念事業といえば、モニュメントの設置という事例があり、場所ふさぎとあとの人たちに迷惑がられますが、費用はそれっきりですからある意味すっきりしています。意味があるかどうかは別として。
 つまり、建物はあとで沢山のツケがまわるということに、ナイーブになって委員会の皆さんが取り組んでいるだろうことを一般会員として思料すべきだというお話でした。

 それ以外、はたと膝を打ったのが「パソコンの設置案」でした。今水高では、職員室の先生の机には当然、1人1台PCが設置されているでしょうが、生徒が使用できるPCは10人に1台として80台くらいあるのでしょうか。
 現在社会では、PCを一通りこなせないと×です。ワード、エクセル、パワーポイントあたりは出来ないといけません。会社にはアシスタント的スタッフはほとんどいません。企業は事務員程度に何十年も報酬を支払うリスクに敏感なのです。だからエリートであろうとデリートであろうと自分でやらなくてはいけません。
 それはすでに大学にも及んでいます。手書きは試験の答案用紙くらいなものでしょうか。姪が入学した東北大学は、手取り足取りPC講習をしてくれたそうですが、我が息子や東京の友人連中の子どもが通学している東京の有名私立大学はそんな親切ではありません。入学時点で、PCは出来るものとして講義が始まりますので、ワードのベタ打ちとネットサーフィンくらいしかやってこなかった学生は泡を食らうことになります。
 PCは10万もあればあらゆる機能を搭載した機器を入手できます。100台で1000万、大量発注と趣旨賛同値段で、700万くらいになるかもしれません。故障等のメンテは必要ですが、高額修繕費がかかる機器はお役御免にすればいい。メンテ費に100万も計上しておけば、5年程度で遣い倒す段階で90台くらいは残っているはずです。
 アラカンを遥かに過ぎた委員の方がおっしゃったことですが、事務局子自身もわが身のPCオンチぶりに悩んでいる最中でしたので、ここに紹介しました。


#写真は、黄金週間の表参道、ヒルズ前のスナップです。


No.141 投稿大歓迎  事務局子 2009/04/25(Sat) 10:14
 若者以上年寄り未満様

 「思いやり」のご投稿大変ありがとうございました。
 若者以上年寄り未満様(以下Y氏)がおっしゃるように、同窓会は、ふるさととの再会の場であり出会いの機会でもあります。そんなわけでネット社会でのマルシェ(広場)であることを願い、関東地区同窓会が、同窓会本部の承認のもと、ホームページを運営しています。ですからY氏のように忌憚にないご意見を投稿してくださることは大歓迎です。

 せっかくの機会ですのでこのHPのたてつけを簡単に説明します。
 一番の特徴は、「管理者」と「運営者」が明確に分かれています。「運営者」とはすなわち皆様なのですが、その代表的立場にいるのが、私「事務局子」です。情報や意見を投稿します。一方管理者がおり、サイトの変更、削除権を有しています。たとえば、「事務局日記」では母校、同窓会本部のあり方に対してかなり批判的コメントを述べることが多いですが、サイトの基本線を逸脱した場合は管理人が削除します。管理人は「業務連絡」以外は、コメントしません。そのことによりサイトが私的、恣意的に運用されるリスクを排除しています。

 Y氏からは、実名、写真掲示についてご意見をいただいています。個人情報とか(一般人にあるかどうかは?ですが)肖像権は大変難しい問題です。実名、写真掲示は、他校の同窓会サイトでも行われており、個人情報は、住所、氏名等が位置づけでコンプライアンスの問題になります。ご本人からの削除、訂正依頼には、即応じるようになっていますが、管理人によるとこれまで1件もないそうです。
 とはいっても声なき声ということもありますし、この部分のY氏のご意見はかなりの部分事務局子も同感です。運営委員会で検討したいと思います。

 同窓会での企画については、十分参考にさせていただきます。ただし、成功した先輩の発表会というのはいささか言いすぎではないでしょうか。ふるさとの集まりですので、単純な講演でない、同じ水を飲んだ同郷の分かり合える存在という位置づけで考えています。

 会費の問題は頭が痛いです。年金世代、子育てマイホームローン世代、若い世代、楽なところなんてどこもありません。今回会場として、公務員共済の施設を利用するために、前回の1万円よりも安くするように努力しています。「土曜日昼間の開催なので、庄屋とかワタミとかの居酒屋を貸切で」という極論(これなら5000円程度?)もありましたが、検討以前の問題でしたが、皆様のご意見を頂戴したいものです。最低限と格式とお金の事情の折り合いが常に問題になります。

 最後にお願いです。「思いやり」については運営委員全員がいつもこころしているところです。一度消滅した関東地区同窓会を再建し、総会出席者数では最大規模になった小野会長をはじめとした運営メンバーはかなり高齢化して無理がきかない状況になっています。Y氏をはじめとしたこころある年寄り未満のOBの方、運営に参画してください。それこそ東京にいてふるさとが見えてきますよ。
 現在の役員には、超有名政治家の姉君とか、上場企業元社長とか、ドラッガーの翻訳者とかセレブリティが並び、確かに敷居が高いような気がしますが、実務年代は、ただのサラリーマンです。それでも気概は有しています。掲示板でも削除依頼のアドレスでも結構ですので是非手を上げてください。よろしくお願いします。



No.140 関東地区同窓会役員会開催  事務局子 2009/04/23(Thu) 21:28
 昨日(22日)神田神保町にある学士会館で関東地区同窓会の役員会が開催されました。
 小野会長、小野寺副会長、八幡副会長、只野副会長兼運営委員長ほか11名、計15名の出席でした。

 11月14日に開催される関東地区同窓会の運営打ち合わせ、100周年記念事業への協力体制等を話し合いました。
 100周年記念関係につきましては、当ホームページの左上にコーナーを設けてありますのでご参照ください。

 厳しい経済環境もあり、なんとか参加しやすい会費にするための方策。年齢が上に偏りがちな出席者が、若年層まで広げるにはどうするかなど懸案は山積されていますが、皆様のお知恵を借りながら、開催日を迎えたいと思います。


No.139 関東地区同窓会は会場が変わりました  事務局子 2009/04/18(Sat) 09:14
  東京は葉桜になりましたが、水沢は今が満開だそうです。NHKの7時のニュース(阿部渉キャスター)で水沢競馬場の桜が全国放送されたみたいですね。

 当サイトでは、過日、同窓会報が掲示されました。皆さんご活躍ですね。現役諸君も文武両道を貫いていますね。同窓生紹介はいつものことながら地元に偏っているのは気になります。SSHという立場では、事務局子が取りあげた先輩以外にも同窓生のSSHの申し子は多士済々なのですが。地元にずっと住んでいればともかく、大学入学などで家を離れたとき、社会人になって転勤を繰り返しているうちに、いつの間にやら、音信不通ということは一般的です。このHPにも同窓会本部への連絡ツールを搭載しているのですが、果たして何人が利用されているやら。
 いずれにしても、HPのおかげで、ネット環境にあるOBは読むことができます。同窓会報にもコメントが出ていますが、個人情報保護の観点から、同窓会名簿はもう作成されないと考えた方がいいでしょう。
 掲示板あるいは「同窓会通信」にある掲載依頼を通じて、情報連絡にご使用ください。

 本日、「同窓会通信」に、本年開催される関東地区同窓会の概要を掲示しました。いつも利用している大手町「経団連会館」は再開発のための建て替えで使用できませんので、今回は麹町(日本テレビ旧本社社屋裏)にある「東京グリーンパレス」を会場にする予定です。公共施設ですので、なんとかコストダウンしたいという目論見もあります。

 慶応義塾の三田会のような理念と互助意識がアウフヘーベンしている組織であればともかく、学校の同窓会は難しいものです。「同じ学校出たからそれがどうした」という意見はあるのは事実です。なによりも同窓とはいいながら、わかるのは同級生とせいぜい前後2年くらいしかいないのは出席に二の足をふませます。出たら出たで岩手人特有のおしょしがりで、知らない先輩後輩とは話しにくいなど当初はぎくしゃくしますが、ご参加された方はおわかりでしょうが、やはり地縁とはいいもので、共通の知人や共通の遊び場所などで打ち解けていくものです。臥牛が丘に年代は違いながら集い、(特に都会で暮らすOB)プライドとコンプレックスがないまぜになって「おらあ水高だぞ!」と心の中で叫んでいる同士なのだから、裃脱いだらあとは次回が楽しみになるだけです。
 それでもやはりおしょしいということは仕方ない。同級の間のネットワークで是非お誘い合わせでご参集いただきたいものです。

 まだ開催まで半年以上ありますので、是非友人にも声をおかけください。


No.138 後藤新平が泣いている  事務局子 2009/04/11(Sat) 07:28
  5日(日)「天地人」のあとに放送されたNHKスペシャル「150年前世界デビューしたJAPANの軌跡:アジアの一等国」には唖然としました。そして心底から怒っています。その偏向ぶりには宗教団体やネズミ講の洗脳映画も裸足で逃げ出すような内容で、怒りを通り越して悲しみがこみあげてきます。

 内容をざっと紹介します。明治以降の日本の歴史を、毎回テーマを絞り描いていくのが今回のNHKの企画意図です。初回である今回は「台湾」を取り上げました。
 台湾は非常に親日的で、A国やB国とは違うイメージが一般に流布されているが、「実は違う」という観点のみであちこちから材料を集めまくったという内容で、これが偏向でないとしたら、辞書には「偏向」という項目は存在しないことになります。

 ではNHKは「台湾」をどう位置づけたか。
 明治維新で世界デビューした日本は、欧米の列強に飲み込まれないように、自らを帝国化していく過程で、日清戦争で得た台湾を、植民地経営のケーススタディにして台湾の人々を弾圧・差別したというのがテーゼです。

 いたって鈍感な事務局子で、通常テレビや映画のドキュメントを見ていてもそれがどんな姿勢であれ、あまり疑問を感じないのですが、この番組の60分中数十回は、違和感、不快感にさいなまれました。全部あげるときりがないので、台湾総督府の民政長官で、台湾経営の基礎を作った後藤新平(敬称略)の事跡について番組はこう紹介します。

 後藤は植民地経営に腐心しますが、各地で擾乱がやまないため、弾圧政策を行い、「匪賊討伐令」を発し、数年で3000人を処刑した。台湾人の同化政策がうまくいかず「ひらめの目をタイの目にすることはできない」と嘆いた。教育差別を行い、旧制台北中学には、台湾人はクラスに1.2名しかいなかった。台湾では日本人を一等国民、沖縄人を二等国民、台湾人を三等国民とした。ロンドンで開催された「日英博覧会」に少数民族を「人間動物園」として展示した(後藤の時代のあと)。

 水沢以外の一般レベルの日本人は、後藤の名前を知っている人は少ないので、これだけ見れば、後藤はワルシャワに出来たユダヤ人のゲットーのゲシュタポの政務執行官みたいではないですか。しかも刺激的な映像とナレーションとおどろおどろしい音楽がその効果を増幅します。
 「匪賊討伐令」もひらめ発言も「人間動物園」もうそではありませんが、取り上げ方が結論を強引にまとめるための意図的構成になっています。「人二人殺したら死刑」は、今のしかも日本の裁判所のガイドラインで、中国では賄賂、シンガポールでは麻薬所持で死刑です。教育差別については、時間の経過とともに改善しています。民族の等級分けは、いわれのない「部落差別」が現存する日本ですから、こんなこともあるでしょうが、テレビを見た沖縄の方々は不快でしたでしょう。「人間動物園」は言葉が刺激的なだけで、バリ島でケチャをやることが民族蔑視かという議論になります。そもそもひらめが台湾人でタイが日本人というのは差異を述べただけで差別的意図は感じられませんが。事務局子はタイよりひらめの刺身が好きです。

 後藤は、未開の島だった台湾に色々な施策を行ったのは事実です。学校なんてなかったところに、日本と同様に小学校を設置し、全部の子どもに初等教育を施し、識字率を大幅にアップします。この施策が、後々、住民の生活レベルの向上と合わさり、中高等教育で台湾人のシェアをアップさせていきます。灌漑、ダム、港湾を整備し社会的インフラを整えます。番組でも紹介されていましたが、樟脳などの特産物を育成します。元医者というところから防疫体制を整え、疫病を根絶しようとします。

 ゲシュタポの執行官だったら李登輝氏(元中華民国総統)がわざわざ水沢までやって来ますか。また若い人はご存知ないかもしれませんが、岩手の医師不足問題は昭和40年前後にもあり、台湾出身の老医師(50〜70代)が沢山岩手の無医村に赴任しました。台北では現在後藤の胸像が展示されている場所もあるそうです。
 後藤の「自治の三訓」は今では政治家の座右の銘みたいになっていますが、これは日本ボーイスカウト連盟初代総長(ちなみに二代は斎藤実)である後藤が、子どもたちに語った言葉です。

 ひとのお世話にならぬよう
 ひとのお世話をするよう
 そしてむくいを求めぬよう

 この番組はひょっとして、A国とかB国から購入したのではないかといぶかり、最後まで見ましたが、どうもNHKの今年度の一押しの作品のようで・・・日本人を嫌いな日本人の番組に悲しくなりました。
 そもそも番組プロデューサーは台湾の規定について初歩的間違いを犯しています。
 「台湾は大陸から移住してきた漢民族の島」だと。
 台湾には幾多の少数民族以外に元々住民はいたわけで、それは漢民族なのですが、意識的には中国人というよりは台湾人でした。中国内戦で敗れた国民党の方々が進駐してきたことが、台湾人の大弾圧につながり、「敵の敵は味方」という意味での親日ということも一面の事実です。つまりこのPは、現在台湾に住んでいるマジョリティの意識ではなく、大国の見解に立脚して番組を構成しているのです。「外省人(戦後国民党とともに渡ってきた漢民族)」と「本省人(戦前から住んでいる漢民族)」の区別なんか、旅行ガイドにも載っているのですから、Pの見解は確信犯的悪意を感じます。


 番組全体はともかく、後藤新平の取り扱いについては、地元や顕彰会から抗議の行動が出てこないのも不思議です。ネットのふるさと掲示板に「水沢の市民は、後藤新平や斎藤実の事跡なんてほとんど知らない」と載っていましたが、そのあたりが正解だったりして、それはそれで本当に悲しいことです。

 


No.137 花巻東快進撃、夏は頼むぞ水高野球部  事務局子 2009/04/04(Sat) 13:31
 今回の選抜高校野球大盛り上がりでしたね。
 地元はどうだったでしょうか。岩手の内陸部からでのみ構成された岩手っ子のチームですから視聴率なんて凄いことになったのではないでしょうか。
 今回、知り合いの子息が出場しており、遠い親戚の子を応援している気分になりました。控えの投手と、最後代打で出た選手は水沢中、決勝でファインプレーをした選手は東水沢中、5番は金ヶ崎中出身でした。またある選手の両親は、水高の先輩であることも判明しました。これでは全く地元チームですね。
 優勝した清峰高校も、長崎の佐世保の郡部に位置していて混じり気なしの長崎の子どもたちのチームでした。宮城の利府高校のベスト4もびっくりしました。利府はスポーツ推薦制度を生かして、宮城県内からいい選手を集めていましたが、とはいいながら東北、育英という強豪からは誘われない選手たちで勝ちあがったわけで、これも立派でした。
 花巻東には是非夏は真紅の大優勝旗を持ち帰ってもらいたいですが、我が水高野球部がそれを阻止することになるでしょう。万が一、水高を退けても、それ以外にどうしたわけか20年に1度強くなる盛岡一、全国中学選手権で優勝した選手で構成される福岡、実力的には差がない盛岡大附、盛岡中央、専大北上、一関学院・・・・いづのっこ間にか、サッカーみたいに岩手の野球も強くなったものです。

 いつも高校野球を見ていて感じるのは、球児たちが非常にしっかりしていていることです。インタビューの受け答えも論理的で、しかも滑舌もいいので聞き取りやすい。数年前宮城県から出場した県立高校は、入試偏差値34の高校なのですが、キャプテンの受け答えは、斎藤佑樹君なみでした。一方、今回も出場している首都圏の、受験ママ垂涎の高校は、野球のうまい子どもを推薦入学させて強化している文武分担なのですが、地元の商店街では野球部員たちがすこぶる評判がいいようです。一方偏差値75を突破して入学してきた一般生徒の中にはかなりの人数、不良として、商店街の鼻つまみになっているようです。野球がうまい子は地頭もいいのですよね。

 花巻東は、野球以外にも受験指導、文化活動などで一般生徒のレベルも引き上げているようです。少子化で、公立高校がほぼ全入になり、経費が数倍かかる私立高校は、学校経営をしっかりしないとつぶれる時代になり、各校必死の努力を傾注しています。親が望むのは、子どもがわき道にそれないで、きっちり進学、就職してくれることです。その意味では学校経営がサービス業の一端だとしたら、生活指導と学習指導が両輪になり、いかに満足度を得るかということにつきます。
 少しでもいい大学に受かるためにはどうすべきかと焦点を絞れば、特進クラスもひとつの方法ですし、そんなニーズに私立高校は応えているのでしょう。

 奥州市に文武両道を標榜する私立中高校が出来て、水高が滑り止めなんて時代が来る可能性はあります。実際、東京では有名都立高校を出た昭和20年代までに生まれた親は、自分が高校時代からまれた記憶がある高校に子どもを通わせているのが現実ですから。

 #:写真は昨日(3日)の東京の桜です。開花は早かったのですが、その後の低温で、満開は例年よりも遅れ、結果、桜の下の入学式が実現することになりました。
 四谷の土手から上智大学を臨んでいますが、桜とカトリックのミスマッチが面白いので画像不鮮明ながら掲載しました。



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